ここ2週はjazz週間♪

gentle-smile2009-05-01

jazzと知り合ったのはもう10年近く前。
そしてここ数年はすっかりjazzメインで聴いている。
 
先日友人から、
「jazzを聴いてみたいんだけど、
どういうところから聴いたらいいか紹介してほしい」
と言われ、
そこで自分はjazzの全体像を抑えていないことに気づかされた。
といっても名前はだいたい知っていて、
されど聴いたことがない、というのが多くて。
興味本位で横道にそれながら、
ここしばらくいろいろと聴いていた。
そうしたらシャンソンやボサノバ、アフリカンなところにいたりもした。
 
jazzって、いわばなんでもありで。
カテゴリーも一応はあるものの、「その他すべて」といってもいいぐらい。
その自由度の高さ、より個性が表現されやすいところが特に好き。
それを許容してしまうのが、このジャンルの懐の深さだとも思うし。
かといってめちゃくちゃな演奏ではなくて、
だいたい最初に基本的なメロディを提示してくれた後に
それをいかにアレンジ、というのがオーソドックスなパターンなので
音楽をやったことがなくてもついていける。
 
実はピアノを習おうかと思っていて、
先月は曲選びをして譜面を見るところまでいった。
ただ、日常のデスクワークとのバランスを取るにはスポーツを、ということで
ひとまずはお預けに。
その分、聴くほうにより興味が回ったと思う。
 
今までは「もうこんな年だから」と言って
ピアノを習うのをずっとあきらめてきた。
高校のときはもうすぐ受験だから、
大学のときは部活で忙しいから。
でも今になって逆に
「まだこの年だから」と思えるようになってから、
ひとつ心に引っかかっていたものが取れたように感じた。
ほんの少しだと思うけど、柔軟に考えられたことはうれしかった。
 
さて話をjazzに戻すと。
いろいろ聴いてみて、やっぱり好きだったアーティストはしっくりきたし、
頭の中で曲が流れるようにもなった。
このリズム感がなにかにつながってくれればなぁ、と思ったり。
でもこの音楽を聴くことが楽しくてしょうがない生活なだけで、もう十分。
最近はイメージをファッションで楽しむことが多かったが、
イメージが音になって表現されているのもそれはそれで楽しい。
 
世の中、未知の楽しい世界はまだまだいろいろあるに違いない。
それを知らずにいるのがちょっと悔しい。
元来は、なんでもありで興味本位で動いていたのだし。
早く元気になって社会生活を送り、もっともっと自由に動けるようになりたい。
強くそう思った。