うつ病、自律神経失調症と向き合っている方へ

gentle-smile2006-01-14

いつのまにか 疲れていた
また 息苦しくなっていた
 
こんなときこそ ゆったりした気分になり
詩を書きたい
いや もしかしたらその逆で
詩を書くことで ゆったりした気分になれるのかもしれない
とにかく一度 落ち着きたい
 
だけどもう こんな時間
時計の魔力は すごくって
夜更けになるほど ネガティブなメッセージを突きつける
たいていの場合 それに負けてしまう
そしてそれは 今日も同じ
 
最近 朝がすごくつらい
もっと言えば すっごく起きたくない
 
目覚めてもすぐ フトンにくるまる
どんどん 小さくなっていく
まるでなにかから 身を守るかのように
敵は 内にあるというのに
 
 
人は 愛(優しさ)に支えられて動いていると思う
そして 愛は誰かからもらうもの
 
もらい受けた愛を 使い果たしてしまうと
穴の開いた風船みたいに 急にしぼんでしまう
すると浮力もなくなれば 弾力もなくなる
さっきまでの身の軽さは どこへ行ったの?
 
でもね
 
そんなときは 誰かに愛という空気を入れてもらえばいい
穴が開いてしまったのなら 誰かにふさいでもらえばいい
みんな それの繰り返し
そうやって「風船」は 大きくなっていくんだよ
 
きっと どこかで愛を使いすぎてしまったんだね
だから さみしくなってるんだよ
 
悲しまなくても 大丈夫
だって 時間がかかるかもしれないけど
注いだ愛は いつの日かどこかから返ってくるから
優しくなれた分 人の優しさに敏感になれてるから
 
 
人生は 誰しもプラスマイナスゼロ
苦しいことが あったのなら
その分ちゃんと うれしいことが待ってるんだよ
 
だって そうでしょう?
そんなにつらい思いを しているからこそ
人の優しさが 分かるようになれた
多くの経験を してきたからこそ
いろんな人の立場で 考えられるようになれた
 
「因果応報」って 言葉があるよね
それはまさに このことを言うんじゃないかな
 
おじいちゃんやおばあちゃんの生きてきた道を 見てごらん
子供のときから 今に至るまで
どんな人生を送ってきたか 聞いてごらん
そうすれば きっと
今の彼らの境遇を 理解できるはず
頑張ってきた人には それなりの恩恵が
そうでない人には それなりの代償が
今になってしっかりと 返って来てるはず
 
おじいちゃんやおばあちゃんじゃ なくてもいい
一番分かりやすいのは 自分かもしれない
過去の苦労を 思い出し
それが今になって どう結びついているか思ってみる
過去に逃げてきたことを 思い出し
それが今になって どう跳ね返って来ているか思ってみる 
 
そうやって 考えてみれば
今のつらい状況も 少しは楽になるんじゃないかな
そのときはつらいと思って やってきたけど
今になってみてよかったと 思えることが多いんじゃないかな
 
長い目で 見てみれば
ほんとは苦労なんて ひとつもないはず
たしかにそのときは 苦しいよ
どうして自分だけが とかも思うよ
だけど この「苦労」と呼ばれているもの
ほんとは 自分を成長させてくれるんじゃないかな
成長するいい機会に なってるんじゃないかな
これがほんとの 「苦労は買うてでもせよ」の意味じゃない?
 
 
繰り返しになるけれど 人生はプラスマイナスゼロ
だから 今がつらくても大丈夫
その先に絶対 温かい未来が待っているから
つらいのは 自分だけじゃない
みんな どこかでつらい思いをしてるんだよ
 
つらければ つらいと言えばいい
苦しくなったら 助けを求めればいい
だから どうか独りでかかえこまないで
みんなで一緒に 頑張りましょうね
 
 
こんな大それたことを 言ってるけど
適当な思いついで 言ってるわけじゃないです
むしろ その反対で
やっと ここまでたどり着けたんです
正直なところ 僕は
こう思えるようになるまで 5年近くかかりました
その間 いろいろな思いをしました
また今でも 楽になれたわけではありません
やはり依然として つらい思いを抱えてます
 
でも 僕の言葉が
一人でも多くの方の 励みになればいい
そう思い あえて書くことにしました
 
賛否両論 あるかもしれません
ただこういう思いで書いたことは 分かってもらいたいです
 
 
「魚心あれば水心」
相手を思う 気持ちがあれば
必ずや その気持ちは通じると信じています
 
こういう殺伐とした 世の中だからこそ
少しでもそれを 和らげることができたらいい
そう思い また少しでもそうできることを考え
今は 心と体が回復するのを静かに待っています
 
 
つらい思いをした分 人に優しくなれる
人のかすかな優しさでも 感じ取れるようになれる
いつしか 友達の本当の大切さが分かるようになれる
 
これらがわれわれへの ご褒美ではないでしょうか
自分のつらさを一番分かってあげられるのは 自分自身
自分を一番大切にしてあげられるのも 自分自身
どうか自暴自棄にならず 自分を大切にしてあげましょうね
 
どれだけかかるかは 分かりません
何年もかかるかも しれません
でも きっといつの日か
急に明るくなる時が やってくるはずです
それまでは (頑張り過ぎない程度に)頑張りましょうね
きっと頑張りすぎたから こうなってしまったんでしょう
ほんとは まじめでいい人なんですよ
そんな一面を 忘れないでくださいね
 
今は心も体も 想像以上に疲れているはず
これでもか というぐらい休んでください
きっと驚くほど 寝られるはずです
 
せっかく ここまで読んでもらったのに
これぐらいしかアドバイスできなくて すみません
でも これに尽きると思うんです
疲れた だから休む
 
単純に 休むといっても 
俺ってなにをやってるんだろう と思ってしまうかもしれません
長期間休むつらさは 僕も身をもって分かっているつもりです
でもほんとに これしかないと思うんです
 
今は 休んでいいんです
それだけ今まで 頑張りすぎてきたんです
体が休むことを 欲しているんです
どうか 深く考え込まず
素直に 体を休ませてください
これが僕からの せめてものお願いです
 
 
ここまで読んでいただき どうもありがとうございました
僕の言葉が 少しでもお力になれれば幸いです
 
では これにて