切ない記憶

「砂時計」とは、
知る人ぞ知る、というか、
我々の年頃ではほとんど知らないと思うが、
いわゆる昼ドラとして
去年の３月〜６月に３０分を計６０話放送していたドラマ。
最近ではよく聞く、原作が漫画というもの。
でも漫画は１０巻までなのに
ドラマは３０分×６０話とかなり長めで（６０分でも３０話までいく）、
それだけ丁寧につづってあるように感じる。
　
その再放送を、
平日の朝、１０時〜１１時で２話ずつ放送している。
先週、たまたま見かけて知っている女優さんだったので見てしまったが、
ストーリーにひかれて虜になってしまった。
　
１２歳のときから知り合った男女が途中遠距離になり、
高卒ぐらいで別れたものの
２６歳ぐらいでまた出会い
今あるそれぞれの状況を考えながらも過去を振り返り、
そして…、といった内容。
　
実は数話見ただけなのであまりよく分かっていないのだが、
それでもふたりが近づいたり遠のいたりしていく展開の
ストーリーになっていると思う。
　
再放送ではちょうど
女性のほうが過去の記憶を捨て去り新しい人へと進んでいこうとしている、
男性は婚約者がいるけれど、結婚には二の足を踏んでしまっている、
といったところ。
　
と、このドラマを見ていると、あまり他人事には思えない。
だからここまで見入ってしまっているんだろう。
　
一言でいうならば、忘れえぬ思い、か。
過去は過去として切り替えたいんだけれど、
いまいちできないでいる自分がいる。
それが彼らと重なってしまい、思い入れができてしまった。
　
彼らにはハッピーエンドであってほしい。
それが必ずしも、彼らが結ばれることでなくてもいいけれど、
それでもわだかまりなく進んでいってほしい。
　
そして、ドラマを見終わってみて
なにか自分も思うところがあればいいなぁ、と。
きれいさっぱり、とまでいかなくとも、
なにかしらのヒントがもらえればいい。
　
ただただ、覚悟ができないから
こんなにずるずる行ってしまっているのかもしれない。
過去は過去、そう切り替えて進んでいければいいのだが。
でも、たまにうづくときがあるのも事実。
もうこれからはないと分かっているはずなのに。
その気持ちに少しでも整理（割り切り）がつけられればいい。
　
　
さて最後に番組関連の紹介を。
　
まずはじめに番組のＨＰ
http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/sunadokei/
関東になるが、再放送の日程も載っている。
　
ちなみにＴＢＳチャンネルにて
４/２８〜５/３の１７：００〜２２：００で
６日連続１０話ずつの放送あり。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/ichioshi/special/sunadokei/
これを知って、早速スカパーを申し込んだ。
それにしても５時間を６日連続って、
絶対生では無理。
とりためてちょっとずつのはず。
　
また冒頭でも紹介したが、
このドラマは漫画が原作になっている。
漫画は全１０巻なので手ごろ。
中古でなら、２５００円ぐらいで買えるはず。
一応紹介を。
　
「砂時計」芦原 妃名子
http://www.amazon.co.jp/gp/search?field-keywords=%E7%A0%82%E6%99%82%E8%A8%88&index=blended&tag=mozillajapan-fx-22&sourceid=Mozilla-search&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&linkCode=qs
　
ちなみにこのドラマ、映画化されることになり、
今度の土曜から公開だそう。
どこだかは分からないが、
一部では盛り上がっている模様。
なお題材になっている島根の砂時計の博物館では、
砂時計の生産が間に合わない状況だとか。
　
いろいろ話してきたが、
実はまだ、ドラマも漫画もほとんど見ていない状態なので、
まずは来週のドラマからスタートで
２・３週間ぐらいは楽しめるかな、と思っている。
そして楽しむだけでなく、今後に生かせればとも。
　
最近、やっと色恋物にも興味が湧くようになってきた今日この頃。