正直、行きたくない

明日は「はとこ」の結婚式。
いとこではないから、血筋としてはかなり遠いのだが、
実家が歩いて１０分、さらには同い年ということで
今後もなにかと会うこともあろうとの計らいでの招待。
しかも家族全員呼ばれてしまっている。
　
そんななので、親戚としての出席。
されど、知っている親戚はなし。
本人とその親ぐらいしか分からず、
本人の兄弟すらも怪しい。
　
幸いなのは、友人として出席する中に２人ほど知ってる人がいて、
披露宴の席は彼らの隣にしてもらった。
　
ということで最大限の配慮はされているのだが…。
　
今回ばかりは行きたいと思えない。
今までは
行きたいのに体調の関係で行けなかったのがもう５回もあったが、
今回はその逆でいけそうだけど気分が乗らない。
できることなら行きたくない。
　
今は恋だの結婚だのに過敏になっているので、
できればそういうことには関わりたくないのだ。
そっとしておいてほしい。
それなのに、自らその中へ進んでしまうなんて。
苦しみ以外のなにものでもない。
　
本当は祝ってあげられたらいいと思うんだけど。
でも、そんな気分にはなれない。
明日の朝は憂鬱なんだろうなぁ。
今から思いやられる。
　
せめて友人の結婚式なら、
煩わしい親族挨拶もないし
久々に友人と会えるから気持ちも紛れるだろうに。
今回は、よく会う友人なのでそこまで気持ちが盛り上がってこない。
食事もあまり期待できないホテルだし。
なにを楽しみにしていけばいいんだろう。
　
普段は活動的になりたいと思っているのだが、
明日ばかりはできることなら寝ていたいと思ってしまう。
　
素直に祝ってあげられないのがすごく残念。
そして晴れの舞台なのに、気持ちが沈んでしまいそうなのは物悲しい。
せめて表面的に取り繕うことぐらいは明日一日やりとげたい。
それがせめてもの、精一杯の今できること。
　
いつからこんなになってしまったんだろう。