女王の教室

gentle-smile2005-09-10

回を重ねるに従って、
内容の過激さがエスカレートしていったドラマ。
前回では、
教師役天海祐希
生徒(小学生という設定)に対する教えに
厳しさを通り越し、恐ろしさすら感じてしまった。
 
だがそういった過激さを除けば、内容的に優れたものをもっている。
世間に流されて生きるのではなく
しっかりと自分の道を歩むことの大切さを丁寧に説いているのは、
最近のテレビ番組にしては珍しいことだと思う。
 
説教染みたドラマにせず、それなりの視聴率を取るためには
ある程度の過激さも必要だったのだろうか?
それにしても
過激さという点では明らかにテレビという枠を逸脱している。
内容が優れていただけに
本筋でないところで批判されてしまうのは残念でならない。
こういう脚本でいくならば、
テレビではなくて文庫という媒体を通して世間に発表してもらいたかった。