投票箱までの道のり

gentle-smile2005-09-11

今日は衆議院選挙の投票日。
みなさんは投票に行かれたでしょうか?
僕は「頑張って」投票に行ってきました。
 
というのも先週、公務員をしている友達に会いまして。
彼は役所に勤めており、今日は日曜出勤で借り出されたそうです。
毎度のことらしく投票所のことなら熟知している模様。
そしてこんな話になりました。
彼:「投票所に最初に行くと、投票箱の中を見られるんだよ。
   ちょうど選挙があるし行って見てみれば?」
僕:「へー、面白そうだね。
   じゃあ行って、見てみるね。」
その場のノリでこう答えてしまいました。
そのあと、あんなことが待っていようとは露知らず…。
 
あとあとになって気づくと、投票時間は朝7時から!
なんで投票箱をみるためにそんなに早起きをしないといけないんだろう。
だけど気づいたのが遅すぎました。
というわけで、今朝はやむなく6時起き。
7時ちょうどに行ったのでは先客がいるかもしれなかったので、
結局、投票所に着いたのは6:45ぐらい。
ただ頑張ったかいがあって、無事1番乗り。
着くと受付の人が
「しばらくお待ちください。」と一言。
そりゃ、そうですよね。
 
7時まで待つつもりだったので
それまでぼーっとしていようかと思ったんですが、
実はここからが長かったんです。
というのも、
行ってまもなくお年寄りの方が来まして。
黙ってるのもなんだったのでこちらから一言挨拶したのですが、
それをきっかけとし、いろいろと話を聞かされました。
昨日まで伊豆に行かれていたそうで、
そのときのことを事細かに説明してくださいました。
思わず早く来た理由を忘れ、帰りたくなりました。
ただしばらくすると他の方が来てくれたので無事釈放。
でもすぐ横で、また同じ話を聞かされましたが。
そんなこんなでやっと7時。
気が付けば、待っている投票者は10数人になっていました。
しかしその平均年齢の高かったこと!
さながら老人ホームのようでした。
 
ともかくこれでやっと投票開始。
友人の言っていたとおり、
投票箱の中を見てもらうよう言われました。
そして満を持し覗いてみると…、
それは単なる空箱でした。
今までの苦労はなんだったんだ!
 
すっかり意気消沈し帰宅、
そのままベットに直行したのは言うまでもありません。
そんなわけで、今日は朝から
もう二度とないであろう(しないであろう)貴重な体験をしたのでした。
 
それと最後に一言。
良識あるみなさんはくれぐれもマネしないでくださいね。