松たか子コンサート

gentle-smile2007-06-26

4年ぶりの3rdツアー。
そして歌手デビュー10周年。
そんなコンサートに行ってきた。
 
松さんがMCで何度もデビュー10周年と言うし、
またコンサート後半は
今までの曲を振り返るということもあり
この10年間が走馬灯のように頭を駆け巡った。
女性ボーカルということで恋の歌が多く、
歌詞を聴いていると切ない気持ちになってしまった。
いろいろな恋をしてきたなぁ、と。
だけれども、目の前には走り続けている松さんがいて。
そんな姿に勇気付けられた。
 
あっという間のコンサート。
内容に触れると、
なんといっても松さんの発声がよかった。
さすがに普段、舞台をこなしているだけあって
バックのバンドに全然負けない。
歌うこと自体も前回、4年前の2ndツアーのときよりも
うまくなっていた。
最近の曲にしても、CDで聴いていたよりもよかった。
それとバントメンバーもそれなりの人だったので、
聴いていて安心感があった。
特にドラム*1とベースがよかったので、
基礎がしっかりとしていた感じ。
松さんのピアノ以外は文句なしかな。
 
行く前は、親交の深い人から
忙しい過ぎるとのことで距離を置こうと言われ
どうしようか迷ったが、
結果的には行ってよかった。
それほど気持ちのいいものだった。
 
久しぶりにしっかりとバンドメンバーが揃った中でのコンサート。
気がつけば、目はボーカル以外へと行っていた。
そこでふと、やっぱりジャズなのかな、と思ってしまった。
音楽を聴くのは
サッカーや野球と違って比較的疲れなくていいから
今後は多く選択肢として取り入れていくかも。
でも日本人のジャズの人、あんまり知らないんだよなぁ。
かといってJ−POPもそんなだけど。
 
ともかくも、
心温まり、また新たな可能性を提供してくれたコンサートでした。
松さん、ありがとう。

*1:一青窈さんと同じ人だった