目からうろこの一言。

gentle-smile2008-12-18

今日は月に一度の通院。
暖かな日和でなによりだった。
 
診察も終え、食事をして帰ろうと思うと、
以前検査入院したとき
担当医の下で研修をしていた先生と偶然ばったり。
この先生、
研修の身とはいえ
今までいた科なら開業医になれるくらいだったのを
こちらの科で勉強したいとあえて転身してきた方。
院内でのポジションはまた一からということで低いが
それでもかなり大局的に捉えられておられるという印象を持っていた。
そして内部事情も含め相当程度のところまで言ってくれるので、
こちらとしてはトータルケアのような感じで
入院当時はかなり話をさせてもらっていた。
 
今日の再会は退院以来だったが、
向こうが科を移りたてだったことでよく記憶してもらっていた。
 
軽く挨拶したあと、ここまでの状況説明と近況報告。
それに対し適宜解説が入る。
やっと状況を把握し受け入れられてきて、
今後の方向性も見えてきて、
でもまだまだなことも分かって、
と話したら、
「絶対にあなたが必要なときが来るから。
 今の経験が将来生きるから。
 だから焦らずに。」
とのお言葉。
思わずほろりといきそうなくらいありがたかった。
 
なんとなくそう感じてはいたけれど、
改めて専門医から直に言われるのがこれほどまでに大きいとは。
心強かったし、現状を肯定してもらえたのが
なによりの薬となった。
 
本当はこの先生が担当医だったらなぁ、とさえ思ったぐらい。
ある程度以上の医者なら患者に合わせるから大丈夫、
と長老の専門医から聞いたけど、
それでも人間同士だから相性はあると思う。
同じ科でも人によって専攻が若干異なっており
それが実際、治療方法の差異にも表れているし。
今の担当医はかなり好印象だけど、
それでも今日会った先生が診察に出たらお世話になれればと思った。
大きな組織の中でやっているとなかなか難しいようだから
期待はしないでおくけれど。
 
今日は思いがけない再会だったが
それに輪をかけて思ってもみない収穫であった。
まさにありがたいの一言。
この言葉を忘れることなくやっていきたい。