はかなき時間

gentle-smile2011-04-25

最後の約束は3/14.
だが、震災のため流れ、そのまま今日に至った。
延期ののち何の連絡もなく、
さすがにと思いこちらから電話するともう異動とのこと。
異動したので会うのは難しい、伝言ならば可能、
これが行政の対応なのか、と痛感。
そこから久々に悶々とした時間が過ぎた。
 
話は半年前のこと、市の保険師と月1回1時間、話すことになった。
精神障害者」という枠で行ったけれど今の自分にはどれもぬるすぎて、
平日昼間に同年代の健常者と話したいとなったらこのように。
向こうは仕事として聞く側になってくれているし
また極力話さないようにしているのは分かったが、
それでも多少はおしゃべりに持ちこめて楽しかった。

なので最後となるだろう3/14にお茶にでも誘おう、と思っていた。
こういう関係で知り合っているから難しいだろうとは思ったけれど、
でもそれも承知で誘いたいと思った。
またこれとはまったく別に、
今までのお礼としてちょっとしたプレゼントを用意していた。
が、すべてが空虚と化してしまった。
 
延期になってすぐは忙しいだろうからとあえて連絡を控えていたが、
これが結果的に非常に良くなかった。
我慢が間違いであったかのように思えてしまうのは悲しい。
相手も電話したが繋がらなかったとのことだったが、
留守電に入れておくことができなかったのか、と思ってしまった。
引き継ぎ後の人も連絡が来ていないし。
 
突っ込めばいろいろあるのだが、
それに意味を感じられなかったので電話ではやめておいた。
今日は交代の人と軽く話して、結局(交代の人と)会うことに。
話の中で欲しかったのはもちろん前任者関連の話、
口を滑らせて異動先を知れたのはせめて。
 
友人に市の職員がいたので、さっそくどうにか会えないか相談。
結論からいうと、所属課のところへ直接行って、
窓口越しに他の職員にも聞こえる中、話すぐらいしかないとのこと。
しかしこれでお茶に誘えるわけもなく、
当たり障りのない挨拶程度で終わりそう。
プレゼントも、公務員はそもそもNGだから
よっぽどタイミングが良くないと無理。
もう、楽しかった時間も、過去のものとなりつつあり。
駅で張ってるとか、裏ルートを使うとかすれば会えるとは思うけれど、
いずれも不自然で、その先が期待できるとは思えなかった。
 
同職員の友人がなんらかの場を設けてくれるかもしれないが、
面識が一応ある、ぐらいのレベルなので当てにはできない。
友人と電話しながら、近くて遠い存在になってしまったのだと
心になじませていた。
 
そもそもが断られるだろうと思っていたけれど、
そうしてもらうのと、自ら飲み込むのとでは大きく違う。
それと、実感以上に期待があったようで、落胆の大きさを感じた。
あと5分個別で話せればいいだけだったのが。
 
数日中に、挨拶に行くつもり。
これが限られた誠意の表し方。
それまでにもう少し気持ちの整理をしておきたい。
そのためにもエントリーを書いたが、まだ落ち着けず。
意外と根が深かった。
 
なお、この件のエントリー、今回限りの予定です。